2015年度の講座案内

<本年の研究テーマ>(2015年度)

「地方創生総合戦略に関する事例研究」 〜成功のための条件〜

 人口減少による地方消滅の危機が叫ばれています。地域は生き残りをかけて知恵を絞り、自ら行動を起こして、この難題に立ち向かっていかなければなりません。 そのためには、自治体だけにまかせるのではなく、民間の専門知識や事業能力を活かし、大学の知恵も結集して、地域が一丸となって戦略的に課題解決に向けたプロジェクトを進める必要があります。
 今やできるかどうかではなく、やるかやらないか、どうやれば成功するか、が問題です。形だけ先進事例の真似をしたところでうまくいくものではありません。

 この講座では4つのプロジェクトを取り上げます。それぞれを担当するチームで海外の事例やこれまでの取り組みの成功要因、失敗要因を分析し、フィールドワークを通して成功のための条件を探り、自治体や事業体に処方箋を提案します。
 このようにこの講座は、産学官による実践的な研究活動を通じて現場で活きる成果を追求するとともに、プロジェクトを企画・実行できる人財=地域政策デザイナーを育成することを目的として運営されます。

(1)地域産業集積/地域ブランド

 唐津コスメティック構想を題材に産業クラスターの形成や地域資源(地場産業、素材、文化等)のブランド化による産業・雇用の創出を考える。
(芸術工学研究院教授 都甲康至)

(2)公共施設マネジメント

 一斉に更新時期を迎える公共施設の建替需要や維持管理にどう対応するのか、再配置、統廃合、地域の合意形成も含めて、既存ストックのマネジメント手法を検討する。
(産学連携センター教授 谷口博文)

(3)ビッグデータ・オープンデータ

 ビッグデータ・オープンデータを活用した新しいビジネス創出の可能性を探り、そのために必要な条件は何か、どのようにしてその環境を整えるかについて考える。
(システム情報科学研究院教授 村上和彰)

(4)CCRC(高齢者健康コミュニティ)

 健康な高齢者が継続的に医療・介護のサービスを受けながら安心して暮らせる住まいのあり方を検討し、どうすれば日本版CCRC(高齢者健康コミュニティ)が実現できるかを考える。
(医学研究院教授 馬場園明)

 


<進め方>

◆5月〜10月 隔週土曜日午後 全12回
◆各回の授業は、受講生・聴講生全員が参加する共通講義と、受講生がグループ別に分かれて事例研究を行うワークショップで構成されます。
◆共通講義では各プロジェクトについて大学教員による一般講義と自治体の実務担当者等による先進事例の講義を行います。
◆ワークショップでは、4つのプロジェクトごとに、自治体職員、民間会社員、大学院学生などからなるチームを編成し、先進事例の視察や実務担当者を交えた意見交換などを行います。
◆最終的にグループ単位で事例研究の成果を取りまとめ、まち・ひと・しごと創生本部事務局幹部、自治体首長・幹部も参加する公開の研究発表会で発表します。

<主な講師>

 伊藤明子(まち・ひと・しごと創生本部事務局次長)

<パンフレット>
2015年度募集要項(パンフレット)はこちら

 

<カリキュラム(概要)>
カリキュラムの概要はこちら

 

<参加申し込み要領>
参加申し込みのご案内はこちら(一般社会人の方)
参加申し込みのご案内はこちら(九州大学学生の方)

お申込み・お問い合わせ (公財)九州経済調査協会 調査研究部
〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2-1-82 電気ビル共創館5F
電話092-721-4907 FAX092-721-4904
メールアドレス PlanQD@kerc.or.jp

 

LINEで送る

Top