2014年度の講座案内

<本年の研究テーマ>(2014年度)

「グリーン経済の構築による地域の持続的成長と広域行政」

 地域社会が今後持続的に成長するためには、これまでの資源浪費型で環境を破壊しつつ成長する経済社会システムを見直し、生命を維持し、資源を供給する自然環境を重要な資本として位置付け、これに立脚したいわゆるグリーン経済を構築していく必要があります。
 こうした観点に立って、(1)地球温暖化への対応、(2)環境ビジネスの展開、(3)ヒューマンリソースの活用という切り口から、課題の洗い出しと今後の取組みに関する検討を行い、政策提言に結びつけます。
 その際、個々の自治体としての取組みではなく、経済社会、自然環境面で共通性とまとまりを有する九州という広域行政に焦点を当てることとします。

 

(1)地球温暖化への対応

 九州は我が国における地球温暖化の最前線地域です。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第5次評価報告書を踏まえ、特に顕著な影響が顕在化している「農業分野」及び「防災分野」を取り上げ、各県で取られている対応等を整理しつつ、連携して取り組むべき課題と方策を提言します。

(2)環境ビジネスの展開

 グリーン経済による環境分野への投資は、新たな市場の開拓とこれによる成長が期待されます。
 再生可能エネルギーの拡大に向けた地域主導による取組みや、モビリティシステムの次世代の姿を描き、これを実現するための課題と方策を提言します。

(3)ヒューマンリソースの活用

 環境問題の解決に際して、環境を身近に捉えることのできる女性の視点や発想が重要な役割を果たすなど、グリーン経済の構築に当っては、これまで以上に多様な人材の育成と、それらの視点や発想を活かしていくことが重要です。
 女性をはじめとする多様な人材が、意欲や能力を発揮していく上での課題と方策を提言します。

 

<進め方>

*授業は原則として土曜日の午後、月2回のペースで16回行います。
授業は有識者による集中講義と討論型ワークショップから構成されます。
ワークショップではグループ単位で政策課題の設定、文献調査、ヒアリング等を行い、政策提言を報告書にまとめて、公開シンポジウムで発表します。
授業には、合宿、フィールドワーク、特別講演会が含まれます。知識、経験豊かな社会人と、本科目を通じて専門家・研究者を志す大学院生が、協力して地域の課題に取り組みます。

<主な講師>

 ※変更の可能性あり

浅野 史郎 神奈川大学教授・元宮城県知事
麻生 泰  九州経済連合会会長
萩原なつ子 立教大学大学院教授
白石 順一 環境省地球環境審議官
牧野 光朗 長野県飯田市長
村木 厚子 厚生労働事務次官
森永 卓郎 獨協大学教授・経済アナリスト  ほか
※50音順

<パンフレット>
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<カリキュラム(概要)>
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<参加申し込み要領>
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