本講座について

 

受講生の皆様へ

 人類は、歴史的な転換期を迎えています。従来の価値観の基盤であった民主主義や資本主義でさえ、見直しが求められています。一方で、人工知能やIoT、ビッグデータ解析など先端技術を活用した新しい価値創造も始まっています。我が国でも、第5期科学技術基本計画で謳われた「超スマート社会」の構築を目指して、種々の社会改革が論じられています。国際化の進展や国内の急速な人口減少に対する対応策として、ダイバーシティをキーワードとして多様な価値観を持つ人々が多様に活躍出来る新しい社会の構築が求められています。
九州大学「地域政策デザイナー養成講座」が養成する「地域政策デザイナー」とは、地域の具体的な課題を把握し、国内外の情勢や近未来を俯瞰できる広い視野を持って、実現可能な政策を立案し実行できる人材です。「官」「民」を問わず、社会像や地域像をデザインし、それを実現できる人材を育てる場として、本講座を今年も開講します。
本講座は、経済界や自治体との連携によって、2010年度に開設されました。民間や自治体で働く社会人と大学院生が受講生となり、7年にわたって様々な現代的課題について議論と提案を続けてきました。本講座で育った受講生は、九州を中心としたいろいろな地域創成の現場で活躍し、多様なネットワークを築いています。明日を担う志を持った受講生のご参加をお待ちしています。

国立大学法人九州大学 理事・副学長
地域政策デザイナー養成講座実行委員会 理事長
安浦寛人
安浦寛人 プロフィール
1953年生まれ 京都大学大学院工学研究科卒 1986年京都大学工学部電子工学科助教授。九州大学大学院システム情報科学研究院長、システムLSI研究センター長などを経て、2008年理事・副学長に就任。現在に至る。
 未来は過去の延長線上ではなく、予測もできないイノベー ションの中にあります。しかしベンチャー育成、新規事業開拓、第 二創業の重要性が叫ばれても、それを実現するエコシステムの 構築は遅々として進んでいません。
 一方でITやインターネットを活用した生活環境は劇的に変わ りつつあり、様々なビジネスチャンスを生みだしています。これを 活かして、社会的課題や人々のニーズにソルーションを提供し、 社会に新たな価値を付加・創造することが、将来の地域を支える 産業を育てることにつながります。それはまさに、アントレプレ ナーの大きな役割です。
 そこで本講座では、地域の新産業の創出に繋がる政策的取組 みや社会的課題を解決するビジネスプランの提言を行います。


国立大学法人九州大学 学術研究・産学官連携本部 教授
ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)センター長
地域政策デザイナー養成講座実行委員会 事務局長
  谷口博文
谷口博文 プロフィール
1954年福岡生まれ 東京大学法学部卒 1977年大蔵省入省
主計局主計官、国土交通省政策統括官などを経て2009年九州大学教授
2013年九州PPPセンター長、2015年QRECセンター長

地域政策デザイナーにチャレンジ!